これからの英語学習法　これで完璧に学年トップを実現できる！

＜英語学習の順序　英文法マスターこそが大事！その1＞

＝これからは塾で、小学高学年からの英語学習が理想的＝

　今年度より、新しい学習指導要領に基づく英語学習が非常に

学ぶ側にとっても、教える側にとってもやりづらいものとな

りました。学年の最初から、その学年1年間で学ぶおよそすべ

ての文法事項が最初から一挙に出てきます。いまだ小学校で、

充分な英文法の指導が確立していない状況でありながらも、中

学入学直後から、その文法知識を前提とした内容で容赦なく攻

めてこられるわけですから、たまったものではありません。小

学校で、満足な英語指導を受けられないようであれば、中学英

語を学べる環境を小学高学年のうちに整えておくべきです。早

めに学院で英語学習をスタートし、少なくとも半年分くらいの

先取り学習をしておきましょう。

最初はもちろん文字表記と音との関係をマスターすることから

始まります。ローマ字、特にヘボン式ローマ字の知識がないと

単語のスペリングのマスターに支障をきたします。日本語の　

しshi, ちchi, つtsu, ふfu、の表記は少し変わっています。それ

ぞれはサ行、タ行、ハ行に属していますが、明らかに他の段の

音とは発音方法が異なります。（日本語の不思議さのひとつが

ここにもあります。）英語学習を本格的にスタートする前に、

必ずヘボン式ローマ字を完全マスターしておきましょう。そし

てできれば早いうちに発音記号を読めるようにしておくと単語

マスターに有利です。

次に英文法です。まずは簡単なbe動詞の文からスタートしまし

ょう。主語・動詞・形容詞・副詞・前置詞などの品詞について

も理解し、単語が出てくるたびにどの品詞に属するかを認識す

るようにします。　this,that,he,she,it,I we youなどを主語とす

る簡単な文に習熟し、それから一般動詞の文を学習し、今度はbe動

詞の文と一般動詞の文を織り交ぜた内容の学習をして、それぞれの

動詞の使い分けをマスターします。続いて名詞の複数形、代名詞の

用法や、代名詞の所有格、目的格、所有代名詞について、正確にマ

スターします。一般動詞の文で主語が3人称単数のときに一般動詞

にs,esを付ける、またはdoesを使う文については、人称・数につい

ての理解を徹底して、演習をしつこくしつこく繰り返します。ここ

が出来ればひとまず中1英語の峠は越えたことになります。

　今回はここまで、です。